チャイルドケアは、「いのちのケア」でもあります。
いのちの流れを「育むケア」「見守るケア」「看取るケア」の3つのステージに分け提案しています。
生きる力の土台となるのが「育むケア」
チャイルドケアでは、は「育てる」ではなく「育む」という言葉を使っています。
「育てる」は、育てる側が主体となっています。
けれど、「育む」とは、育てられる側が主体となった子育てです。
子どもを「みる」こと、「きくこと」をしながら、子どもをよく知ること。
そして、急がないことが大切です。
「育むケア」の先にあるのは、いのちの成長過程の中にあるケア
こどもが一社会で自立していくためには様々な体験・経験をしていくことです。
親が手をかけすぎることは過干渉・過保護になりその子が自立する機会を奪ってしまうことになります。
子どもがゴールを目指し、四苦八苦している様子を親としてみることはとても歯がゆい時もあります。そこで、親は子どもが必要になった時に子ども自身が安心し、前を向いて成長していく様子をそっと見守ってあげましょう。
「誕生」があれば、その先には「看取る」があります。
子育てと同じように、たくさん声を聴き、ふれあう時間を持ち、家族。・家庭で「看取る」意識をもって、
「いのちのケア」をしていきましょう。
チャイルドケア会員会報誌「ピーカーブー」より一部引用。